■北海道ツーリング2019Day6:青い池、唯我独尊、美瑛の丘、かみふらの八景
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月7日(日) 晴れ
北海道の日の出は早い。
朝3:30頃には明るくなりカラスが鳴き出す。
目覚ましを4:00にセットしておいたが、外の物音で目が覚めた。
北キツネとブーツ
犬??
かと思ったけど、どうやらキツネのようだ。
隣のテントの残飯かゴミ袋を漁ってるのかと思っていたが、違った。
よく見ると梅雨明けブーツをかじっているようだ。
流石に見ていられずに追い払ってあげたが、隣のライダーの人も目が覚め驚く!!
もう、そのブーツは履けそうもないくらいにボロボロにされていた…。
後ほど、管理人に報告したらキツネはブーツが好きらしく、かじったり巣に持ち帰ったりするそうだ。
これから北海道キャンプツーリングへ行こうというライダー、キツネには要注意!
青い池
4:30近くにキャンプ地を出る。
連泊しようと奥の方にテントを貼ってたから気が付かなかったが、凄い数のキャンパーだ。
日曜日という事もあるのだろう!
W650のエンジンを掛けるのを躊躇い、キャンプ場の外まで押して行く事にした。
朝の4:30ではまだ殆どの人は夢の中だよね…。
道道281号線を十勝岳スカイラインへ駆け上がっていく。
まだ朝靄があり、気温も12℃位。
スカイラインには車もオートバイも1台も走っていない。
道沿いにはラベンダーが咲いていてかなり気持ちがいい道だ。
無料露天風呂の吹上露天の湯を通り、道道966号線へ入ると、一気に高度を下げて行く。
白樺並木の街道に入ると「青い池」の入り口看板があった。【ツーリングマップルP33G2】
駐車場へW650を止め、歩いて2~300mだろうという辺りに「青い池」はあった。
確かに神秘的だ。
立ち枯れたカラ松がまた神秘さを増してる!
早朝5:00すぎと言うのに観光客が何人も居た。
皆、日曜日の混雑を避けて朝早く来たのだろう。
さあ美瑛の丘巡りへ!
就実の丘
道道966号線から道の駅「びえい丘のくら」で缶コーヒーを飲み、ツーリングマップルを眺め、午前中のルートを大まか決める。
向かったのは大雪山と十勝連峰を一望出来るという「就実の丘」へ!【ツーリングマップルP69D2】
天気は良いのだが、十勝岳連峰は霞が掛かっている。
気温が高いからだろう。
時間はたっぷりあるので、少し待ってみる事にした。
二日前にヒグマが出たらしく、注意の看板が…。
就実の丘の反対側が、意外と絶景である事に気付く。
霞が無くなるまでの間こちら側で時間を潰す事にした。
結局、十勝岳連峰は見れずじまいに終わる。
美瑛の丘巡り
十勝岳連峰の裾野からなだらかに続く美瑛の丘一帯は、色々な作物や花畑が広がりまるでパッチワークのようで、「パッチワークの丘」とも呼ばれている。
植えられる作物は毎年毎年違う為に、同じ風景には二度と会うことはない、まさに「一期一会」の眺めだ。
ケンとメリーの木 【ツーリングマップルP69】
マイルドセブンの丘 【ツーリングマップルP69】
セブンスターの木 【ツーリングマップルP69】
ジエットコースターの路 【ツーリングマップルP69】
と一気に走り、写真を撮りまくった。
道路が狭い所もあるので、オートバイを止める際には注意が必要だが、何処も景色は格別だ。
唯我独尊で絶品カレー
時計を見ると10:00を回っていた。
ランチは富良野の名店「唯我独尊」でカレーを食べようと思っていた。
【ツーリングマップルP68B5】
お店のオープンは11:00だが日曜日ということもあり、混むかも知れないと早めに行った。
店には10:40頃に着いたが、既に8人オープンを待っていた。
メニューは何とも段ボール製だ(笑)
アジがある!
オープン時間には30人は並んでいた。
店に入ると店員さんが手際よく店の中まで誘導してくれた。
注文したのは、オムカレーに自家製ウインナーのトッピングだ。
お米は富良野産100%!
品種や生産農家まで分かる丁寧さだ。
カレーに使う小麦粉や玉ねぎなどの野菜も富良野で採れたもの。
こだわり抜いた食材の良さが伝わってきた!
合言葉を言うとルーのおかわりが出来るというのも面白い!
「ルールルルル」
お客さん皆が合言葉を言い、ルーのおかわりをする。
少し恥ずかしいが、このルーはおかわりをする価値はある。
お腹も一杯になり午後からは何処を回ろうかとツーリングマップルを再び見る。
しかし、日曜日だし観光客で何処も賑わってるだろうと、一度ベースキャンプへ戻り洗濯をして昼寝をする事にした。。
昼寝から起きたらまた考えよう♪