■裏磐梯へキャンプツーリング:桧原湖、レイクライン、ゴールドライン
カワサキW650とのキャンプツーリングの旅
前回裏磐梯へ来たのは、北海道ツーリングへ行く前に、北海道で使うテントの試しに来た以来だ。
4月終わり~9月終わりの約半年は、この裏磐梯へはよく来る。
暮らしてる「チバラキ」地方から、常宿にしている桧原湖湖畔のキャンプ場までW650で5時間位、片道250km位で丁度いい距離と言うのもある。
何よりも、キャンプ場から見た桧原湖の景色が美しく湖から見た裏磐梯が、なんとも言えず好きだからと言う事もある。
桧原湖
桧原湖はキャンプするのはもちろんだが、ツーリングの拠点としても最高のスポットだと思っている。
周辺には、ゴールドライン、レイクライン、西吾妻スカイライン、磐梯吾妻スカイライン、と絶景のツーリングスポットも盛り沢山で、オートバイ乗りには飽きさせる事がない。
いつもそうなのだが、自分は必ず早めに(10:00頃)キャンプ地へ行き、先ず設営をする。
絵葉書のような夏空が広がっていた。
埼玉からの友人とは、どこ行くのにも現地集合現地解散という緩い付き合いだ。
11:00過ぎには設営が終わり、自分は買い出しを兼ねて走りに行くことに…。
(因みに一緒の友人は昼寝してます)
レイクライン
桧原湖湖畔の国道459号線を走ると「レイクライン」入口の看板が見えてくる。
レイクラインは、桧原湖、小野川湖、秋元湖が眺望できるルートで、三つの湖が見える「三湖パラダイス」の展望台がある。
【ツーリングマップル東北 P17J2】
最高地点を超え、秋元湖を右に見ながら走っていくと、急に冷たい空気に包まれた。
橋の向こうは雨が降っているのがわかる…。
しかも、かなり激しい雨…。
熱いアスファルトに打たれた雨が水蒸気になり、渦を巻いて近ずいてきた。
流石に豪雨の中へは飛び込む気に慣れず、来た道を引き返し買い出しに行く事にした。
磐梯山ゴールドラインを走り、猪苗代町で買出しをすます。
下界は暑い。。
道路脇の温度計を見ると35℃とあった。
一雨あってもいいな。なんて思ってしまう。
ゲリラ豪雨
買出しを済ませ、磐梯山を左に見ながら裏磐梯へと向かっている途中、真っ黒な雲が現れてきた。
路肩に止まりスマートフォンで雨雲レーダーを見る。
「来た!!」
「ゲリラ豪雨!!」
キャンプ地へ着く頃には土砂降り。。
タープを叩く激しい雨音。
この豪雨のお陰で、気温もグッと下がり心地よい風が吹いてきた。
30分程で雨は止み、また晴れ間が出てくる。
とても不思議な感覚だった。
何処から飛んできたのか、トンボが大量に飛びはじめる。
あの雨の中このトンボ達は何処に居たんだろうかとさえ思う。
夕飯には「道の駅いなわしろ」で買ったトウモロコシを焼いて、友とツーリング、キャンプのたわいも無い話をし、床に就く。
明日は早朝から磐梯吾妻スカイラインへ行こうと…。