■房総半島ツーリングへ:台風15号の被害で千葉がひどい事に
千葉県が台風15号の被害
千葉県の房総半島が、連日台風15号の被害で報道されている。
房総半島といえば、銚子半島と並び自分のホームグランド。
春夏秋冬とツーリングにキャンプにと楽しませてくれるスポット。
その房総半島が酷いことになっているという。
この記事は書くか書くまいか悩んだのだけど、記録の為にも残そうと…。
【大好きな漁村は無事だった】
久しぶりの房総ツーリングは…
日の出とともに、外房から内房へと勝浦~館山~南房総~富津~君津辺まで)をグルっと海岸線に沿って走ってきた。
まぁ、連日報道やSNSで情報は入っていたが、自分の目で…。
【屋根の至る所、ブルーシート】
外房の様子は、建物の屋根にはブルーシートが被っているものの、コンピにや食堂は営業していて普段の生活が戻ってきたかなと。
【開いてるコンビニは少しだけだった】
内房に入り、皆が知っている原岡海岸の桟橋【ツーリングマップルP26A-8】から東京湾観音の辺り【ツーリングマップルP24B-8】は千葉県旭市が被災した東日本大震災の津波後の様だった。
【原岡桟橋は無事で何よりです】
あの時も千葉は報道されず取り残され、今もまた取り残されてる気がするのは国と知事の関係だろうか…。(ここ数日は改善されているようです)
被災した酷い写真もあるけど、それは色んなSNSで流れてるので外した。
日曜の房総半島なのに、ライダーとすれ違うのは数台。
しかも報道の方らしいオートバイだ。
ぜひ房総ツーリングへ
「千葉がひどい」
「千葉まだまだ復旧に時間がかかる」
という報道だけがとても強調されていると、すでに復旧している人たちの復興が大幅に遅れることになると思う。
だから千葉行きを、房総半島ツーリングを自粛せずに走りに来て欲しい!
と言ってる間に明日からまた台風が…。
被害が大きくならないことを祈ります。
■北海道キャンプツーリング:日の出公園オートキャンプ場 上富良野町
キャンプ場レポート
初めての北海道キャンプツーリングの旅。
今年初めて北海道へ八泊九日のキャンプツーリングをしてきた。
キャンプ四泊目は、上富良野町の日の出公園オートキャンプ場だ。
【ツーリングマップルP33-E3】
結果的にここには三泊おじゃましてしまった。
このキャンプ場は、上富良野町の街中にあるキャンプ場だ。
そう、「街中」なのだ。
周りには景色も良く、このキャンプ場よりも自然な感じのスポットも沢山あるキャンプ場が数多くある。
何故この「街中」にあるキャンプ場を選んだかというと、
①かみふらの八景に近く美瑛町にも近い
②価格の割に管理が行き届いている
③トイレやゴミ箱等の環境が整っている
④買い物、温泉等へのアクセスが歩いて行ける
と云う事だ。
かみふらの八景に近く美瑛町にも近い
初めての北海道ツーリングで、どうしても行きたかった「かみふらの八景」「美瑛の丘巡り」。
ジェットコースターの路や、パノラマロード江花、セブンスターの木、ケン&メリーの木、マイルドセブンの丘等が集まるこのエリアに近く、温泉や買い物も便利となるとキャンプ場の選択肢は限られた。
「中富良野森林公園キャンプ場」かこの「上富良野町日の出公園キャンプ場」かだった。
おそらく二泊、もしくは三泊と連泊するだろうと思っていたので、それなりの環境を望んでいた。
結果として、美瑛町に近く上富良野町にある日の出公園キャンプ場にした。
翌日の朝早く、青い池、美瑛の丘を巡ろうと思っていたので、ここはベストなスポットのキャンプ場だ。
【早朝の青い池は観光客も少ない】
【ケン&メリーの木】
価格の割に設備が行き届いている
この日の出公園公園キャンプ場は500円。
北海道でのキャンプに慣れてくると500円でも高い!と思ってしまうが、関東でこの環境のキャンプ場を選ぶとなると3,000円はするだろう。
サイトは全て芝で、全面綺麗に刈られていて、とても綺麗だ。
丘の上からはラベンダー畑も見える。
夕陽にラベンダーがとても美しい!!
トイレやゴミ箱等の環境が整っている
キャンプ場へ入ると正面に管理棟があり、その管理棟にはコインシャワー(10分で200円)、コインランドリー(乾燥機付き)、電子レンジ(無料)、カップ麺等の買出しが出来るショップとある。
そして、分別で捨てられるゴミ箱も置いてあり無料で全て捨てられる。
買い物、温泉等へのアクセスが歩いて行ける
キャンプ場が上富良野町の街中にあるという事で、買い出しも便利だ。
歩いて5分位のところに、セブンイレブン、セイコーマート、温泉とある。
【セイコーマートの肉丼の味に嵌ったな】
【コンビニが近いとツーリング帰りに寄れるから便利】
難点はあるのか
こんな快適なキャンプ場にも難点が二つあった。
写真でみても分かるほどの斜面。
そして、「狐」だ。
どうも狐はライダーブーツが好きらしく、テントの外に置いておくと噛じる、持っていくらしい。
自分の近くのテントのライダーも狐に齧られ、ブーツが履けなくなった。
ブーツはテント内にしまおう!
人気のキャンプ場なので、土曜日、日曜日は平らなサイトは、ほぼ満杯。
土曜日、日曜日、月曜日と連泊したが、日曜日の午後からはこの平らなサイトは空いてた。
でも、この坂を上がるとほぼ貸切状態になる。
連泊するなら、少し上に上がり見下ろした方が気分も良いと思う。
総評として
500円でこの環境でこの値段、とても関東じゃ考えられない。
綺麗な施設、芝も整備されていて広いのでテント場も楽に取れる。
難と言えば山側に入るとテント張りは大変かもしれない。
コインシャワー、コインランドリーも有り
非常に使い易く綺麗です。
此処からの富良野八景、夕陽、とても最高。至れり尽くせり、しかし、過剰なレイアウトも無く快適に過ごせる。
三泊もしただけに、ここは北海道でも大のお気に入りのキャンプ場だ。
■北海道キャンプツーリング:クッチャロ湖畔キャンプ場:北海道浜頓別町
キャンプ場レポート
初めての北海道キャンプツーリングの旅。
2019年7月に北海道へ八泊九日のキャンプツーリングをしてきた。
二日目、三日目と連泊キャンプをしたのは、道北の浜頓別町にある「クッチャロ湖畔キャンプ場」だ。
【ツーリングマップルP57C-2】
- なぜクッチャロ湖畔キャンプ場を選んだのか
- 全てが綺麗で環境が素晴らしい
- 価格が200円
- 立地条件が好都合
- 総評
なぜクッチャロ湖キャンプ場を選んだのか
前日、稚内市の森林公園キャンプ場で野営してる時に、1ヶ月もキャンプしてるという方から聞かされた情報がある。
「クッチャロ湖の夕陽は綺麗だぞ!」
「北海道来たなら、見た方が良いよ!」
「キャンプ場もいいぞ!」
と。
「夕陽が綺麗、キャンプ場も良い、」
そして、、
「北海道来たなら…」
この言葉に心動かされ、稚内市に連泊する予定を変更しクッチャロ湖へ。
その日の夕陽はほんとに「美しい!」の一言だった。
北海道キャンプツーリングで初めての夕陽、という事もあるが、ラムサール条約にも登録された湿地に沈む夕陽は本当に素敵すぎる!
全てが綺麗で環境が素晴らしい
クッチャロ湖畔キャンプ場、とにかく綺麗で驚いた。
湖畔と白樺の林、そして芝に草木…。
全てフリーサイトなのだが、草も芝も刈ってあるし、トイレも水場も綺麗な事には驚いた。
所々に木のテーブルもあり、ファミリーで利用するにも便利かも知れない。
ゴミも分別し捨てることができるので助かる。
屋根付きの水場にはコインランドリーもあり。温泉も歩いてすぐ隣の施設だ。
売店は18時まで開いているのでちょっとした買い足しもできる。
価格(使用料)が200円
管理棟で受付をしたら「200円です」と言われ、「えっっっ!」と聞き返してしまった。
北海道のキャンプ場はとにかく安いと聞いていたが、驚かれるばかりだ。
ここに、連泊する事に決めタープを貼ることにした。
何せオートバイも目の前に置ける。
(乗入れは禁止だが、サイト目の前の道路の先へ置ける)
立地条件が好都合
クッチャロ湖畔キャンプ場へ着き、少し落ち着いた所でツーリングマップルを見る。
エサヌカ線や油風呂の豊富温泉、少し足を伸ばし、峠をひとつ越え日本海側まで行けばオトンルイ風力発電所がある道々106号線まで出れる。
エサヌカ線【ツーリングマップルP57C-1】
その気になれば、もう一度、稚内から宗谷岬までもが廻れる場所だ。
オトンルイ風力発電所【ツーリングマップルP56C-4】
キャンプ場のある街には、ガソリンスタンド、コンビニ、道の駅、スーパーもあり立地条件としては最高だ。
総評
ふとしたキャンパー同士の会話からの情報で来てしまったクッチャロ湖畔キャンプ場だが、全て素晴らしく関東の人間には驚きの連続だった。
ここを利用する人達のマナーも素晴らしく、来年も必ず利用するだろう一つの候補地だ。
■北海道キャンプツーリング:稚内森林公園キャンプ場:北海道稚内市
キャンプ場レポート
初めての北海道キャンプツーリングの旅。
今年初めて北海道へ八泊九日の、キャンプツーリングしてきた。
その北海道で初めてのキャンプ地は、稚内市の稚内森林公園キャンプ場だ。
【ツーリングマップルP65-B3】
何故このキャンプ場を選んだかというと、
①稚内市内にあり、宗谷岬等にも近い
②無料である
③トイレやゴミ箱等の環境が整っている
④キャンパーのマナーが良いらしい
と云う事だ。
稚内市内にあり宗谷岬等に近い
初めての北海道ツーリングでのキャンプ。
初日のルートが小樽港から日本海側を北上し、稚内へ入る事だった。
翌日の朝に、宗谷岬、宗谷丘陵と行こうと思っていたので、ここはベストな位置のキャンプ場だ。
稚内森林公園キャンプ場から宗谷岬までは、距離にして35km、時間にすればW650でのんびり走っても1時間弱だろう。
無料である
この稚内森林公園キャンプ場は無料だ。
といっても、荒れてる訳でもトイレが無いわけでも、買い物に不便な訳でもない。
芝や草は綺麗に刈られていて(現に自分が行った時にも管理人さんが芝を刈っていた)、とても綺麗だ。
買い出しも街中の高台にキャンプ場がある為、降りればすぐにお店はある。
そして、無料なのにも関わらずコミが捨てられる。
ちゃんと分別されるようにもなっている。
トイレの写真は無いが、とても清潔感のあるトイレだった。
キャンパーのマナーが良い
驚いた事に、キャンパーのマナーがすこぶる良いのだ!
此処に1ヶ月キャンプしてる(住んでるのか)方もいて、偶然話したのだが、「夜は誰も騒ぐ事無く、とても静かだよ」と言われたが、ほんとにその通りだった。
夕飯の頃には皆話し声は聞こえるのだが、薄暗くなる頃にはシンとして、虫の声が聞こえるくらいだった。
朝も、自分は4:00には起きて珈琲を飲んでいたが、オートバイで出る人も直ぐにはエンジンを掛けず少し押して出口付近になり、エンジンを掛けていたくらいだ。
自分ももちろん、そんな姿を見ていたので、4:30頃カメラと三脚を持ち、宗谷岬へ出かける時にはキャンプ場の出口付近までW650を押した。
難点はあるのか
では、こんな無料で快適なキャンプ場にも難点が一つだけある。
この駐車場からキャンプ場へと入る階段だ。
荷物が多いと二往復、三往復とする事になる。
なるべく近くにテントを貼りたいところだか、無料でこの環境、時期によっては奥の方まで運ばなければ成らない。
総評として
高台にあり夜の夜景がサイトからも楽しめ、しかも無料で綺麗!
道北でのキャンプなら、此処は外せないキャンプ場だと思う。
北海道ツーリング初心者からベテランまで使ってるので、色々な情報も入手出来る。
来年は此処に連泊をする計画だ。
■裏磐梯へキャンプツーリングDay2:桧原湖、磐梯吾妻スカイライン
カワサキW650とのキャンプツーリングの旅
裏磐梯、桧原湖湖畔へのキャンプツーリング二日目。
早朝4:00に起きる。
気温18℃。涼しいと言うよりも肌寒い…。
隣のテントの友人はまだ寝てる。。
カメラと三脚を持ち、キャンプ場出口までW650を押していきエンジンをかける。
磐梯吾妻スカイライン
目指す浄土平までは距離にして50km 1時間程だ。
6時前には「磐梯吾妻スカイライン」を走り浄土平に着くだろう。
朝露の中、国道115号線から県道70号線を走り士湯峠の分岐点を左へ行くと、磐梯吾妻スカイライン入口の看板がみえる。
「日本の道100選」。
ここまで来ると、気分が高まる!
5月に来た時は噴火警戒レベルの関係で通行止だったので、一年ぶりのスカイラインだ。
朝早いせいだろう、車もオートバイも走っていない。
軽快なワインディングを気持ち良く走る。
標高の案内もドンドンと高くなっていく。
浄土平
道路最高点1,622mを過ぎ、2km位走ると「浄土平」の駐車場だ。
途中、雲海を見たり写真撮ったりしたせいで「浄土平」に着いたのは6時を少し回っていた。
ゲートオープンは8:00
今現在の磐梯吾妻スカイラインは、ガス発生の関係で8:00~17:00迄通行可能らしい。
仕方ないので缶コーヒー飲んだり、写真を撮ったりしてゲートオープンまでの間を待つ事にした。
7:50頃、ゲートを開けてくれた。
W650のエンジンをかけ、ゆっくりと走り出す。
誰も居ないスカイライン!
日本とは思えない風景だ。
飛行機雲がドンドンと伸びてきて、とても不思議な光景だった。
荒涼とした感じが、むしろ落ち着く。
カメラと三脚を固定したまま、インターバル撮影しながら何往復もしてしまった。
上の写真は首からぶら下げてインターバル撮影。
磐梯吾妻スカイライン、日本の道100選に選ばれるだけの事はある。
お勧めします。
風光明媚(ふうこうめいび)
磐梯吾妻スカイラインには9:00近くまでいて、桧原湖湖畔のキャンプ場へと戻る。
陽射しは暑いが、日影に入ると爽やで風が心地好い!
zephyr750の友人が帰ると、程なくしてSR400へ乗る相方がやって来た。
よくも無事に辿り着いたなと喜び合いながら、まずはノンアルコールビールで乾杯をする。
喜多方ラーメン
ランチタイムは喜多方ラーメンだ!
喜多方ラーメンと言えば「坂内食堂」だけど、この「来夢」もなかなか美味い!
醤油ベースで透明なスープに、麺は「平打ち熟成多加水麺」。
何より、チャーシューがホロホロなんだ♪
走行写真
ランチ食べてからは、「ゴールドライン」「レイクライン」と走り、走行中の写真を撮ってみた。
自分が走ってる姿は、なかなか見れるものではないので、かなり喜んでくれた様子。
今回の裏磐梯キャンプツーリング、キャンプにツーリングに写真と、自分的にはかなり満足な旅だったな。
次にここへ来る時には「蜻蛉」達はもういないだろう…。
■裏磐梯へキャンプツーリング:桧原湖、レイクライン、ゴールドライン
カワサキW650とのキャンプツーリングの旅
前回裏磐梯へ来たのは、北海道ツーリングへ行く前に、北海道で使うテントの試しに来た以来だ。
4月終わり~9月終わりの約半年は、この裏磐梯へはよく来る。
暮らしてる「チバラキ」地方から、常宿にしている桧原湖湖畔のキャンプ場までW650で5時間位、片道250km位で丁度いい距離と言うのもある。
何よりも、キャンプ場から見た桧原湖の景色が美しく湖から見た裏磐梯が、なんとも言えず好きだからと言う事もある。
桧原湖
桧原湖はキャンプするのはもちろんだが、ツーリングの拠点としても最高のスポットだと思っている。
周辺には、ゴールドライン、レイクライン、西吾妻スカイライン、磐梯吾妻スカイライン、と絶景のツーリングスポットも盛り沢山で、オートバイ乗りには飽きさせる事がない。
いつもそうなのだが、自分は必ず早めに(10:00頃)キャンプ地へ行き、先ず設営をする。
絵葉書のような夏空が広がっていた。
埼玉からの友人とは、どこ行くのにも現地集合現地解散という緩い付き合いだ。
11:00過ぎには設営が終わり、自分は買い出しを兼ねて走りに行くことに…。
(因みに一緒の友人は昼寝してます)
レイクライン
桧原湖湖畔の国道459号線を走ると「レイクライン」入口の看板が見えてくる。
レイクラインは、桧原湖、小野川湖、秋元湖が眺望できるルートで、三つの湖が見える「三湖パラダイス」の展望台がある。
【ツーリングマップル東北 P17J2】
最高地点を超え、秋元湖を右に見ながら走っていくと、急に冷たい空気に包まれた。
橋の向こうは雨が降っているのがわかる…。
しかも、かなり激しい雨…。
熱いアスファルトに打たれた雨が水蒸気になり、渦を巻いて近ずいてきた。
流石に豪雨の中へは飛び込む気に慣れず、来た道を引き返し買い出しに行く事にした。
磐梯山ゴールドラインを走り、猪苗代町で買出しをすます。
下界は暑い。。
道路脇の温度計を見ると35℃とあった。
一雨あってもいいな。なんて思ってしまう。
ゲリラ豪雨
買出しを済ませ、磐梯山を左に見ながら裏磐梯へと向かっている途中、真っ黒な雲が現れてきた。
路肩に止まりスマートフォンで雨雲レーダーを見る。
「来た!!」
「ゲリラ豪雨!!」
キャンプ地へ着く頃には土砂降り。。
タープを叩く激しい雨音。
この豪雨のお陰で、気温もグッと下がり心地よい風が吹いてきた。
30分程で雨は止み、また晴れ間が出てくる。
とても不思議な感覚だった。
何処から飛んできたのか、トンボが大量に飛びはじめる。
あの雨の中このトンボ達は何処に居たんだろうかとさえ思う。
夕飯には「道の駅いなわしろ」で買ったトウモロコシを焼いて、友とツーリング、キャンプのたわいも無い話をし、床に就く。
明日は早朝から磐梯吾妻スカイラインへ行こうと…。
■初めての北海道ツーリングでの総経費は?
初めての北海道キャンプツーリングの旅
2019年7月2日(火)~10日(水)まで、8泊9日の北海道ツーリングが終わり三週間。
この旅での経費をまとめてみた。
初めての北海道ツーリング、いったいいくら位必要なのか知りたいというライダーも多いはず。
自分も北海道へ行く前は、「いったいいくらあればいいんだろうか?」と何度も思った。
今年初めて北海道ツーリングへ行こうという方に、少しでも参考にして貰えれば良いし、自分自身の来年の為にも記録として残そうと思う。
北海道ツーリングでの総経費
総支出 : ¥98,068
フェリー : 新日本海フェリー ¥15,720
商船三井フェリー ¥25,980
高速料金 : 新潟まで ¥4,140
道東自動車道 ¥2,240
ガソリン代 : ¥12,974
飲食代 : ¥16,865
土産物 : ¥9,130
雑支出 : ¥4,109
宿泊費 : ¥1,900(全てキャンプ場)
予算は8泊9日ということもあり、10万円位かなと想像はしていたけど、ほぼ予算内だった。
総経費に対しての考察
行き帰りのフェリー代金は事前に支払っていた為、この9日間内での出費ではない。
半年前から「北海道ツーリング貯金」として毎月¥10,000を貯めていたのも良かったと思う。
北海道へは財布に現金を5万円持ち、スマートフォン決済用にPayPayに3万円をチャージしておいたが、北海道での飲食代、主にセイコーマートや、つるやドラッグはPayPayが使えキャッシュバックもあった。
北海道ツーリングでのPayPay決済はお勧めだ!
宿泊費は8泊全てがキャンプ泊だった為に、キャンプ場の利用料金のみとなっている。
高速料金に関しては、行きの新潟迄は予定していたが、8日目に急遽、富良野からタウシュベツ川橋梁へ行こうと計画変更をした為に、道東自動車道を往復したものだ。
雑支出の中には、コインシャワーや温泉、ランドリー、ホクレンフラッグ、虫除けスプレー等がある。
総評として
初めての北海道ツーリング、オートバイへ乗り始めてから今まで、なぜもっと早く行かなかったのかと思う程に楽しかった!
日々ツーリングマップルを見てはルートを検索し、予算を考え天気を気にした…。
この全てが最高の時間だった。
来年も必ず北の大地へ行こうと決め、ここに記録しておく。
■梅雨明けは海辺でデイキャンプ
梅雨が空けたと思ったら、よくも毎日毎日、暑い日が続くなと思う。
海辺でデイキャンプ
こんな暑い休日は、海辺でビール飲むに限るよね。
自宅からすぐ側の海辺へタープとクーラーボックス持って、波の音を聞いてきた。
おにぎり弁当作ってくれて、Stanleyのグロウラーには、ハイボール入れてさ!
コットで昼寝して、、
起きたら「片岡義男」を読む。
正しい休日の過ごし方かな (笑)
今日のタープはDODのチーズタープ。
ポリコットン(TC)だから、影が濃くて日陰が気持ち良いんだ。
Stanley(スタンレー)のグローラーとマグジョッキも夏のキャンプには、ホントにお勧めするな!
以前書いたスタンレーの記事はこちら
■北海道ツーリング2019Day9:商船三井フェリー、大洗港、帰宅
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月10日(水) 晴れ
もう、三週間も前の事なんだが、この北海道ツーリングの事は今でも鮮明だし、朝起きると「今日はカラス鳴いてねーな!」と思ってしまう。
商船三井フェリー
フェリーの部屋には、TVも着いていて快適そのものだった。
行きの「新日本海フェリー」も快適だったが、「商船三井のさんふらわあ号」は更に快適で申し分無い。
船室は満席という訳ではなく、ジグザグに空いているという感じだった。
これが八月だと満室なのかな??
7/9の夕方に出航し、翌日の10日14:30に茨城県の大洗港に着いた。
これで、北海道ツーリングは終わる。
フェリーからはオートバイが最後に出る事になった。
大洗港での出迎え
フェリーから降りると手を降ってる二人組がいた。
渡そうと思っていた土産物ぶら下げていたので丁度良かった!!
しかし、嬉しいものだな♪
出迎えなんて。。
ありがとう!
無事に帰着した
大洗港からは国道51号線を南下し、約50km走り夕方前には無事に帰着した。
8泊9日の初めての北海道ツーリングは、これで終わった。
また来年も必ず行こう!!
北海道、最高だよ。
ライダーが憧れるのもわかるし、毎年行く訳もわかる。
ありがとう北海道。。
■北海道ツーリング2019Day8:赤い屋根のある家、夕張メロン、苫小牧港、フェリー
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月9日(火) 晴れ
初めての北海道ツーリングも最終日となった。
北海道へ来てからというもの、毎朝4:00前には起き、20:00過ぎには寝ている…。
やはり、カラスの鳴き声と同じに目が覚めた。
この、日の出公園キャンプ場には結局三泊お世話になったのだが、思い出深いキャンプ場になった。
三週間もいる方、定年退職しジムニーで北海道を三ヶ月掛けまわってる方、同じ千葉県からのライダー、
皆ありがとうございました。
キャンプ場の丘の上にはラベンダー畑が広がっている。
夕陽を浴びるラベンダーが何とも言えなく美しいキャンプ場だ。
11:00に、このベースキャンプを撤収すれば、余裕を持って苫小牧港まで行ける。
モーニング珈琲を飲み、朝4:00過ぎにカメラと三脚を持ちキャンプ場を出る。
既に日課となった朝ツーリングだ。
かみふらの八景 旭野やまびこ高知
最終日に先ず向かったのは、かみふらの八景の一つ、旭野やまびこ高知
天気良ければ、十勝岳連峰が目の前にそびえ立つ絶景スポットなのだが、富良野へ来て三度此処へは行ったが、未だに十勝岳連峰は影さえも見えていない…。
「くそっっ…!」心の中で吐き捨てる。
今年は見れずじまいかと思い、美瑛へと向かう。
赤い屋根のある家
美瑛の丘も沢山回ったが、「赤い屋根のある家」のある丘はなかなか見つけられず、ツーリングマップルで何となく場所取りは分かり、スマートフォンでも近くまで行っているのに二度ほど探したがダメだった。
今日、帰るんだ。
と早朝から「千代田の丘」、「三愛の丘」、「新栄の丘」と「赤い屋根のある家」の近くの丘を周り、赤い屋根の家を探す。
北海道には赤い屋根の家なんて五万とあり、何処だよ…!
と思っていた時に、ある丘の下の方の遠くに赤い屋根が見えた。
何度も何度もここは通った道だったのに、、、
あっと思い、スマートフォンで「赤い屋根のある家」を検索してみる。。
同じ屋根の形だ!
「見つけた!!!」
二時間近く周辺を走り回り、ようやく「赤い屋根のある家」を見つけた♪
赤い屋根のある家 【ツーリングマップルP69C5】
あの丘の上からも、見てみたいと道を探し行ってみた。
折り重なる丘に広がる畑にポツンとある真っ赤な赤い屋根の家は印象的だった。
美瑛駅
何気に寄ったJR美瑛駅、駅舎が石で出来ている変わった駅だ。
JR富良野線 美瑛駅 【ツーリングマップルP69C3】
美瑛軟石を使っているらしく、駅前の情報館で観光マップを入手出来る。
最後に「美瑛の丘達」にお別れを言おうと、時間の許す限り廻ってきた。
早朝の「ケンとメリーの木」
朝日を浴びる「麦畑」
ラベンダー畑のある「かんのファーム」
ジエットコースターの路
かみふらの八景 「パノラマロード江花」
ここまで周り、遠くに十勝岳連峰が薄らと見えてきてるのが分かる!!
三日間お世話になった、日の出公園キャンプ場を撤収し、富良野を去る前にもう一度「旭野やまびこ高知」へ行ってみた。
かみふらの八景 「旭野やまびこ高知」
ようやく、ようやく見えた!!
最後の最後で…。
「天気の神様ありがとう~」と心の中で叫んだ。
夕張メロン
富良野を後に、フェリーの待つ苫小牧港へと向かう。
国道237号線から、日高市街をパスする道道610号線、274号線を走り「夕張市」へ入る。
「道の駅夕張ロード」で休憩をし、夕張メロンを食べてみる。
カットメロンを500円で食べたが、正直に言って、「富良野メロン」の方が美味い!!
個人的な感想だが、甘さも食感も「夕張メロン」より「富良野メロン」の方が美味かったよ!!!
だけど、このお値段…(笑)
まあブランドメロンだから仕方ないかと思い、お土産は夕張メロンではなく、、
夕張メロン味のカプリコで済ます。
苫小牧フェリーターミナル
夕張からは一度ガソリンを入れ、国道234号線を苫小牧港フェリーターミナルへと一直線で到着する。
オートバイを止め、フェリー乗船手続きを済ます。
乗船待ちのオートバイを見ると、
宗谷岬で、道の駅で、日の出公園キャンプ場でと様々なところで出会ったホッカイダー達だ!!
きっと向こうも同じに思っているだろうと、会話は無いがお互い会釈だけはする。
いよいよ北海道とのお別れの時が来た。
苫小牧港から茨城県大洗港へと商船三井「さんふらわあ さっぽろ号」へ乗船する。
皆、思い思いの北海道ツーリングを楽しんできたんだろーな。
いよいよ出航。
さらば北海道!!
必ず来年もくるぞ!!!
ホントに楽しかった北海道キャンプツーリング!!
色々な出会いにも感謝。
2019年7月9日(火)
走行距離:419km
支出:ガソリン¥1,195
飲食¥3,295
雑費¥0
土産¥3,980
フェリー¥25,990(事前に前払い)
合計:¥34,460
総計:¥93,068
■北海道ツーリング2019Day7:タウシュベツ川橋梁
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月8日(月) 晴れ
ベースキャンプ地の上富良野から、道東自動車道を使い帯広まで来た。
行き先は「タウシュベツ川橋梁」だ。【ツーリングマップルP34E3】
昨日ベースキャンプ地にしている、日の出公園キャンプ場で洗濯をしていた時の情報で、急遽来てしまった。
タウシュベツ川橋梁を見るには三通りあり、
一つ目は、タウシュベツ展望台から見る。
二つ目は、ツアーに参加する。(¥3,000位)
三つ目は、上士幌市街の森林管理署へ行き、入場許可証を貰い林道ゲートの鍵を借りる。
という方法だ。
今回は、この三番目の森林管理署へ行き許可証を貰い鍵を借りる方法を選んだ。
橋を触れる距離まで行ける(実際に触ってはダメですが)、こんな機会はそうそう無いという事だからだ。
上士幌町の森林管理署
正式名称は「十勝西部森林管理署 東大雪支署」。
この森林管理署にある林道ゲートの鍵は全部で「12個」しかない。
そして、この管理署が開くのは午前8:30だ。
同じような考えの人がいてもおかしくは無いので、念の為7:30に着くように行った。
上士幌の街中にあり、場所を探しながらも何とか7:40には着いた。
幸い、誰もいない!
「一番のりだ!」
8:30になる頃には6人位が並んでいた。
身分証明書を提出し、書類に必要な事を描き通行許可証とゲートの鍵を受け取る。
1番札が気持ち良い♪
上士幌町からタウシュベツ川橋梁のある、糠平三股林道までは30分くらいだ。
タウシュベツ川橋梁
途中、糠平湖を見ながら、タウシュベツ展望台を横目に林道へと入る。
糠平三股林道のゲートがあった。
三日前にこの林道にヒグマが出たらしく、森林管理署の係の人がくれぐれも注意してくれと…。
言っていたのを思い出す…。
ゲートを開け、W650を入れもう一度鍵を掛ける。
胸の高鳴り、ドキドキが止まらない…。
約4~5kmダートを走り行き止まりとなる。
ここからはW650を置いて歩く事に。
数百メートル歩くと、それは突然現れた!!
「…。」言葉にならない景色
写真を撮っているとツアーの方が後ろから来て、下へ降りて行った。
せっかくだ!近くまで行ってみる!
タウシュベツ川橋梁はなんでも、10年前はこの橋の上を歩いて渡れたそうだ。
この形が残っているのも後僅からしい。
それ程老朽化しているのだとか…。
Stanley(スタンレー)のボトルに珈琲を持ってきていたので、時間が許す限りゆっくりする事にした。
独特のアーチ状の姿が美しい!
糠平湖の水位は、その年により変動するらしく、水没して見れない期間やその水没時期が異なるらしい。
その為に「幻の橋」と呼ばれている。
今回は良い情報を貰い、天気にも恵まれてこの「幻の橋、タウシュベツ川橋梁」が見れた!
今年、これから北海道ツーリングへ、というライダーの皆には是非ともお勧めしたいスポットだ!!
■北海道ツーリング2019Day7:幾寅駅、タウシュベツ川橋梁、十勝牧場の白樺並木、ナイタイ高原牧場
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月8日(月) 晴れ
早朝3:000
今日はカラスが鳴き出す時間よりも早く目が覚める。
昨日、タウシュベツ川橋梁の情報を聞き、今日の予定を全て変更した。
今日の目的地は「タウシュベツ川橋梁」だ!
幾寅駅~鉄道員のロケ地~
カメラと三脚を持ち、キャンプ場の外までW650を押してエンジンを掛ける。
道道253号線から国道38号線へ入り樹海峠を超える。
道の駅南ふらのを過ぎると、映画鉄道員のロケ地となった根室本線「幾寅駅」があった。
【ツーリングマップルP25F2】
撮影当時のまま残っているらしいが、時間はまだ朝の5:00前だ。
もちろん開いてはいない。
駅舎が昭和の雰囲気を醸し出していて、何とも良い感じだ!
十勝牧場の白樺並木
先を急ぎ、幾寅峠を超え道東自動車道トマムICへ滑り込んだ。
情報によれば牧草地の中を走る高速道路らしいが、酷い霧で全く前が見えない。
カッパは持ってきているが、ゴアテックスのジャケットなので大丈夫だろうとそのまま帯広まで走る。
音更帯広ICで降りた時間は6:00前。
まだまだ上士幌町の森林管理署が開くまで2時間以上もある。
上士幌町へ行く途中の十勝牧場へ寄ることにした。
十勝牧場の白樺並木【ツーリングマップルP26E4】
道道133号線から十勝牧場の入り口へ向かい1km近い白樺並木。
街道の両側に白樺並木が立ち並び、北海道ツーリングらしいスポットに出会えた!
砂利道だかスピードを出さなければSSでも十分走れるだろう。
タウシュベツ川橋梁
昨日の情報でタウシュベツ川橋梁へと向かう為に、上士幌町の森林管理署へ行き林道の鍵を受け取る。(詳しくはこちらを)
国道273号線を走り、タウシュベツ川橋梁のある糠平湖を目指す。
糠平温泉郷を過ぎると雲ひとつない快晴になり、タウシュベツにワクワクする。
国道から林道へ入り、4~5km走ったところにそれはあった。
タウシュベツ川橋梁 【ツーリングマップルP34E3 】
「…。」(言葉にならない)
「凄い!!」
ホントに凄いの一言だった。
ナイタイ高原牧場
タウシュベツの帰りに、林道ゲートの鍵を返しに行こうと上士幌町へ戻る途中、「ナイタイ高原牧場」へ寄る事にした。
時間はまだ朝の10:00前だ。
道道806号線を駆け上がる。
高原の途中から霧が凄くなり、高原牧場へ着くと、辺りが全く見えなくなっていた。
高原牧場のレストハウスには、オシャレなカフェがあったが特に入る気にも慣れず、このままナイタイ高原牧場を後にした。
富良野メロン
道東自動車道を富良野へ向け走り、トマムICで降りる。
「かなやま湖」を巡り国道38号線から富良野へ戻ってくる。
途中、富良野メロンの看板が彼方此方にある道路に出、1軒の店へ寄ってみた。
富良野メロンを試食する。
「美味い♪」
もちろん初めて食べたのだが、糖度がかなりありそうで、実もしっかりしている。
お土産に買うことにして、送って貰うことにした。
この時、時間はまだ15:00過ぎだった。
キャンプ地へ帰る前に
かみふらの八景へ寄ってみることにしたが、この日もまた十勝岳連峰は見れずじまい。
16:00過ぎには日の出公園キャンプ場へ帰り、コインシャワーで汗を流し、ビールを飲む。
明日はいよいよ、北海道ツーリング最終日。
どんなルートで苫小牧まで行くか、ツーリングマップルと睨めっこだ。
2019年7月8日(月)
走行距離:426km
支出:ガソリン¥2,395
飲食¥2,111
雑費¥200
土産¥5,150
宿泊¥500
合計:¥10,361
総計:¥63,566
■北海道ツーリング2019Day6:富良野、八幡丘、かみふらの八景、日の出公園キャンプ場
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月7日(日) 午後 晴れ
富良野駅そばの唯我独尊でオムカレーを食べ、観光客が少なくなる夕方まで昼寝しようと、ベースキャンプ地の日の出公園キャンプ場へ帰ろうとした。
国道23号線をそのまま帰るのは面白くないので、ツーリングマップルおすすめルートの道道544号線から道道253号線を走ってみた。
北の国からのロケ地やCMやドラマにも出てくる景色がある「八幡丘」を駆け抜ける。
【ツーリングマップルP68D5】
この丘を駆け上がりたかったが、自制しここまでとした。
洗濯
日の出公園キャンプ場へ着き、洗濯物が溜まっている事を思い出す。
昼寝前に洗濯をする事にした。
このキャンプ場は管理棟に、コインシャワーとコインランドリーが設置されている。
もちろん、乾燥機付きだ。
ランドリーで洗濯機を回してる時の事。
このキャンプ場に三週間滞在してると言うキャンパーと話し込むことになった。
タウシュベツ川橋梁へ行ってきたのか…?と。
その方曰く、今年のタウシュベツは周辺の積雪が少なく、川に水が無いから触れる距離まで近寄れると!
こんな機会は30年北海道へ来ているが、そうそう無いと…。
行くなら展望台からではなく、林道のゲートの鍵を借りてくぐって行った方が良い…と。
しかもその鍵は12個しかなく、森林管理署で申請して許可証を貰わなければならない…と。
その為には森林管理署が開く朝8:30前に着いて無いと無理らしい…と。
洗濯を干しながら、明日の予定を変更するか悩んでいた。
天気予報は、タウシュベツ川橋梁のある糠平湖周辺は晴れだ。
キャンプ場の上富良野町から森林管理署のある上士幌町までは3時間弱。
結論は今夜出そうと、取り敢えず昼寝をする事にした。
かみふらの八景
16:30にスマートフォンのアラームで目が覚める。
例の如くカメラと三脚を持ちW650が待っている駐車場へと行く。
この時間になるとファミリーキャンパーは皆居なくなり、キャンプ場はがらんとしている。
かみふらの八景 旭野やまびこ高知
【ツーリングマップルP33F3】
此処は十勝岳連峰が見れる、かみふらの八景の一つだが霞んで見えない。
また明日リベンジだ。
かみふらの八景 ジエットコースターの路
【ツーリングマップルP69B6】
深山峠西側にある丘陵地にアップダウンが連続する、まるでジエットコースターのような路だ!
ジエットコースターの路近くにある、「名もなき丘に立つ木」…。
北海道はこんな名もなき素敵なスポットにいくらでも出会えるから凄い!!
かみふらの八景 パノラマロード江花
【ツーリングマップルP68C1】
十勝岳連峰は霞んでいるが、それでも気持ちの良い直線道路だ。
帰りは上富良野駅そばの弁当屋、駅前弁当で名物の「さがり弁当」を買おうと思って行ったが、日曜日で休みだった。。
ガソリンを入れ、例によってセイコーマートで晩御飯を買い、ベースキャンプ地へ着く。
キャンプ場の管理棟で、シャワーを浴びビールを飲みながら明日の計画を立てる。
決めた!!
明日は予定を変更して、早朝からタウシュベツ川橋梁を目指すことにする。
出発は早朝4:00だ。
2019年7月7日(日)
走行距離:267km
支出:ガソリン¥1,731
飲食¥4,008
雑費¥800
宿泊¥0 (前日に支払済)
合計:¥6,539
総計:¥53,205
■北海道ツーリング2019Day6:青い池、唯我独尊、美瑛の丘、かみふらの八景
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月7日(日) 晴れ
北海道の日の出は早い。
朝3:30頃には明るくなりカラスが鳴き出す。
目覚ましを4:00にセットしておいたが、外の物音で目が覚めた。
北キツネとブーツ
犬??
かと思ったけど、どうやらキツネのようだ。
隣のテントの残飯かゴミ袋を漁ってるのかと思っていたが、違った。
よく見ると梅雨明けブーツをかじっているようだ。
流石に見ていられずに追い払ってあげたが、隣のライダーの人も目が覚め驚く!!
もう、そのブーツは履けそうもないくらいにボロボロにされていた…。
後ほど、管理人に報告したらキツネはブーツが好きらしく、かじったり巣に持ち帰ったりするそうだ。
これから北海道キャンプツーリングへ行こうというライダー、キツネには要注意!
青い池
4:30近くにキャンプ地を出る。
連泊しようと奥の方にテントを貼ってたから気が付かなかったが、凄い数のキャンパーだ。
日曜日という事もあるのだろう!
W650のエンジンを掛けるのを躊躇い、キャンプ場の外まで押して行く事にした。
朝の4:30ではまだ殆どの人は夢の中だよね…。
道道281号線を十勝岳スカイラインへ駆け上がっていく。
まだ朝靄があり、気温も12℃位。
スカイラインには車もオートバイも1台も走っていない。
道沿いにはラベンダーが咲いていてかなり気持ちがいい道だ。
無料露天風呂の吹上露天の湯を通り、道道966号線へ入ると、一気に高度を下げて行く。
白樺並木の街道に入ると「青い池」の入り口看板があった。【ツーリングマップルP33G2】
駐車場へW650を止め、歩いて2~300mだろうという辺りに「青い池」はあった。
確かに神秘的だ。
立ち枯れたカラ松がまた神秘さを増してる!
早朝5:00すぎと言うのに観光客が何人も居た。
皆、日曜日の混雑を避けて朝早く来たのだろう。
さあ美瑛の丘巡りへ!
就実の丘
道道966号線から道の駅「びえい丘のくら」で缶コーヒーを飲み、ツーリングマップルを眺め、午前中のルートを大まか決める。
向かったのは大雪山と十勝連峰を一望出来るという「就実の丘」へ!【ツーリングマップルP69D2】
天気は良いのだが、十勝岳連峰は霞が掛かっている。
気温が高いからだろう。
時間はたっぷりあるので、少し待ってみる事にした。
二日前にヒグマが出たらしく、注意の看板が…。
就実の丘の反対側が、意外と絶景である事に気付く。
霞が無くなるまでの間こちら側で時間を潰す事にした。
結局、十勝岳連峰は見れずじまいに終わる。
美瑛の丘巡り
十勝岳連峰の裾野からなだらかに続く美瑛の丘一帯は、色々な作物や花畑が広がりまるでパッチワークのようで、「パッチワークの丘」とも呼ばれている。
植えられる作物は毎年毎年違う為に、同じ風景には二度と会うことはない、まさに「一期一会」の眺めだ。
ケンとメリーの木 【ツーリングマップルP69】
マイルドセブンの丘 【ツーリングマップルP69】
セブンスターの木 【ツーリングマップルP69】
ジエットコースターの路 【ツーリングマップルP69】
と一気に走り、写真を撮りまくった。
道路が狭い所もあるので、オートバイを止める際には注意が必要だが、何処も景色は格別だ。
唯我独尊で絶品カレー
時計を見ると10:00を回っていた。
ランチは富良野の名店「唯我独尊」でカレーを食べようと思っていた。
【ツーリングマップルP68B5】
お店のオープンは11:00だが日曜日ということもあり、混むかも知れないと早めに行った。
店には10:40頃に着いたが、既に8人オープンを待っていた。
メニューは何とも段ボール製だ(笑)
アジがある!
オープン時間には30人は並んでいた。
店に入ると店員さんが手際よく店の中まで誘導してくれた。
注文したのは、オムカレーに自家製ウインナーのトッピングだ。
お米は富良野産100%!
品種や生産農家まで分かる丁寧さだ。
カレーに使う小麦粉や玉ねぎなどの野菜も富良野で採れたもの。
こだわり抜いた食材の良さが伝わってきた!
合言葉を言うとルーのおかわりが出来るというのも面白い!
「ルールルルル」
お客さん皆が合言葉を言い、ルーのおかわりをする。
少し恥ずかしいが、このルーはおかわりをする価値はある。
お腹も一杯になり午後からは何処を回ろうかとツーリングマップルを再び見る。
しかし、日曜日だし観光客で何処も賑わってるだろうと、一度ベースキャンプへ戻り洗濯をして昼寝をする事にした。。
昼寝から起きたらまた考えよう♪
■北海道ツーリング2019Day5:旭川ラーメン、日の出公園オートキャンプ場、かみふらの八景
初めての北海道キャンプツーリングの旅
7月6日(土) 晴れ
クッチャロ湖の湖畔に二泊し、いよいよ美瑛、富良野へ。
さらばクッチャロ湖、楽しいひと時をありがとう。
クッチャロ湖を後に、国道275号線を南下し、音威子府、美深、名寄と走り旭川へ入った。
旭川ラーメン
先ず向かったのは「旭川ラーメン村」!
此処は8軒のラーメン屋が集まってる。【ツーリングマップルP64H3】
ラーメン青葉かラーメン山頭火の、どちらかで昼飯を食べようと思っていた。
土曜日の昼時ということもあり、どの店も混んでる。
しかも青葉は店の外まで15人位の人が並んでる。。
山頭火も店の外まで5人並んで居たが、ここの最後尾に並んだ。
15分くらい並んで店に入れた。
メニューはカウンターに貼ってある。
注文したのはもちろん塩ラーメン!
旭川ラーメンは塩だよね。
ちぢれ麺も美味かったが、スープが最高に美味しかったな!
来たぞ美瑛、富良野
国道237号線、通称花人街道を走っていると
「富良野、美瑛」の看板が。。
気分が高まる!!
ついに来た美瑛!
ついに来た富良野!
所々に美瑛の丘丘の案内看板、あの道の看板とあるが、先ずは今日からのベースキャンプ地へ向かう。
上富良野町の日の出公園キャンプ場。
【ツーリングマップルP33E3】
ここが今回の北海道ツーリング後半の拠点だ。
キャンプ場のレポートは後ほど詳しく記事にするとして、此処、上富良野は美瑛や富良野へ行くのに便利で、最近話題の「かみふらの八景」のある街でもある。
十勝岳スカイライン【ツーリングマップルP33G3】の沿線上にあるのにも関わらず、街中にも近い。
チェックインをして設営が終わったのは15:30頃だった。
まだまだ陽は高い。
カメラと三脚を背負い、上富良野の名所となった「かみふらの八景」へと向かう。
かみふらの八景 パノラマロード江花
【ツーリングマップルP33D3】
約5km弱にわたり直線道路が十勝岳連峰に下りながら伸びる。
緑の中に吸い込まれるような感覚になる道だ。
両脇の麦畑の景観にも圧倒される。
此処へは明日もゆっくり来ようと思い、夕飯を買ってベースキャンプへ戻る事にした。
夕飯は、日の出公園キャンプ場近くのセイコーマートで。
またまた、「ざんぎ」だ。
しかもスパイシーと普通の味との食べ比べ!
どちらも美味い♪
セイコーマート恐るべしだ!
キャンプ場の管理棟にあるコインシャワーで身体を流し、早々と寝る事にする。
明日は4:00起きで美瑛の丘へ向かう
2019年7月6日(土)
走行距離:281km
支出:ガソリン¥1,044
飲食¥3,780
雑費¥200
宿泊¥1,000(二日分)
合計:¥6,024
総計:¥46,666